2016年7月3日日曜日

釜山からの引揚者ーー1945年8月19日

過日、日本学士院賞受賞に輝いた某先生と釜山市内を歩いた。それは、彼が釜山で生誕し、9歳まで釜山で成長したからである。先見の明があった彼のご両親は、敗戦後4日目、つまり1945年8月19日に、釜山港から家財道具を満載して、闇船をチャーターして帰国したそうである。
彼の生涯、つまり「在朝日本人」研究の一環として、彼のオーラルヒストリー調査は継続したい。

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